独身男の愛車日記

趣味の車やバイク、お役立ち情報やDIY整備を中心に書き綴っていくブログですっ!

シビック タイプR(FD2) タイロッドエンドブーツ交換

こんばんは!メビウスです。

 

 今日は、冬到来前に実施したシビックタイプR(FD2)の

タイロッドエンドブーツ交換の作業についてご紹介したいと思いますっ!

 

 さて、タイロッドエンドブーツ交換に至る経緯ですが

それは冬タイヤへ交換しようとした際のことでした。

タイヤ交換ついでにブレーキ、ナックル周辺を自己点検していたところ

タイロッドエンドとナックルを連結するタイロッドエンドブーツに亀裂を見つけたのが

事の発端でした。切れる前に交換したかったのと、それと同時に、

車を買って間もなく年式と走行距離的に今後ゴム関係の劣化、

交換は避けられないと思い、いつか来る交換の時に備えて

買っておいたタイロッドエンドプーラーという工具の存在を思い出し、

交換することとしました。

タイロッドエンドブーツとは

 タイロッドエンドブーツとは何かと説明しますと、

ハンドルを曲げたときにタイヤをその方向に傾けるための

球体関節状の部品(ボールジョイント)を守るためのゴムでできたブーツです。

車検の検査箇所でもあり、破けて中からグリス(粘性の油)が漏れ出していたりすると

車検に通らないので、お店などの点検で発覚した場合は有無を言わさず交換しなければなりません。

もっとも基本的にゴムブーツ関係の断裂、破損などは一発交換だと思います。

ドライブシャフトブーツ切れなどで交換などを経験した方もきっと多いはずです。

交換に必要なもの

 交換に必要なものですが、新品未使用のタイロッドエンドブーツ

ナットに噛ませる割ピンです。別名スプリットピンなんて呼び方もします

割ピンはホームセンターなどで売られているので調達は容易です。

またサイズも収まるべき場所に収まり、また固定できればいいので

大まかなサイズの割ピンを用意して取り外したピンと比べてみるのも手です。

f:id:Mobius250:20171224002818j:plain※こんな形の金具です。

※ブーツ参考例。こちらは適合と品番はくれぐれもお間違いがないよう注意です!

そして使用するエンドブーツは、ホンダ純正品が最も確実かつベターな選択ですが

最近は純正同等品質でなおかつ純正部品より安いブーツが売られているので

特にこだわりがなければそれを使って修理するのもありだと思います。 

 

※ちなみにこの時点で注意するポイントなのが、ブーツが切れていた場合

本来ブーツで守られているジョイントの部分に錆や腐食がないか確認してくださいっ!

通常はジョイントの部分がグリスでネバネバしながらもパチンコ玉のように

輝いているのですが、ブーツが切れて相当時間が経ったものは錆や腐食が発生している

場合がありますので、その場合は錆取り作業が必要になってきますっ

※知人の車がそんな状態でした

錆取り作業で錆や腐食を取り除いて使用する方法もいいですが、

ステアリングフィール(操舵感覚)に影響が出かねる恐れもあるので、

場合によってははタイロッドエンドアセンブリごとの交換をオススメします。

タイロッドエンドアセンブリはタイロッドエンドという部品とブーツが既に

完成組み込み済のもので、ブーツを外して付け替える手間がない代わりに

サイドスリップと呼ばれるハンドルを真っすぐにした際の微妙なズレのようなもの

人間でいうと蟹股だったり内股じゃないかという基準のようなものを調整しないと

いけない場合があるのでサイドスリップ調整の作業が必要になるのと、

それに付随する形でハンドル調整なんてのも必要になるので結果的に手間が増えます。

サイドスリップもまた酷いズレの場合は車検に通らないので、要修正項目となります。

※ズレを最小限にする工夫もありますが、ここでは省略させて頂きます。

 

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 続いてがこちらの工具。その名もタイロッドエンドプーラーという工具です。

交換するその時までずっと倉庫で眠っていた工具です(笑

簡単な使い方としては、切り欠きの部分をタイロッドエンドブーツの隙間に差し込んで

あとは隣に設けられているボルトをクルクルとレンチで回せば

ナックルとタイロッドエンドを分離することできます。

この工具なしでも、ハンマーがあれば分離はできますが

加減が難しかったり、叩く場所を間違えて正常な部品までも破損させてしまう恐れが

あるので、この工具があったほうが安心です

※参考例。同様の成分であれば使用可

後はこちら。マルチパーパスグリと呼ばれるグリスです。

とはいえこちらのグリスは多様な名前で売られており、リチウムグリスだったり

万能グリスだったり、はたまたベアリンググリスとも呼ばれています。

エンドブーツ内に充填して使います。

 

そのほか必要があるとすればケミカル類です。防錆潤滑剤(556やラスペネ)や

パーツクリーナーなど。高価なものでなくても大丈夫ですが、性能の良いケミカルは

作業をもっと容易に、もっと有意義にしてくれるので高級で超高性能なケミカルを

使ってみるのもいいかもです。とはいえ不必要な乱用お金が飛んでいくので

節約をオススメします(泣

 

タイロッドとナックルの分離とエンドブーツの取外し

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 まずはジャッキアップをしてフロントタイヤを外しますっ!

写真では水平になるようにブロックなどを噛ませて、浮かせていますが

同時並行でオイル+オイルフィルター交換もするので、作業性アップを見込んでこのようなジャッキアップをしています。

※愚痴 オイルフィルターの位置なんとかならないかな(怒

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これが亀裂の入ったタイロッドエンドブーツです。グリス漏れはありませんが

そう遠くないうちに破け、漏れ出してきそうです。

自分の場合ですが、気づかないうちは情け容赦なく乗り回してしまいますが

亀裂を見つけてしまうと、大丈夫とわかっていても運転中どこか気になってしまいます。

 さてこの時点でやらないといけないのがブーツの切り離しです。

写真に赤丸で囲った部分、ちょっとわかり辛いですが境目がありますので

この境目の部分にマイナスドライバーをあてがい、ハンマーで叩いて分離します。

この時、中のジョイント部分を破損させないように注意が必要です。

 分離させたらナットに噛んでいる割ピンをニッパーやラジオペンチなどを使って

ほじほじと取り除きます※再使用不可

 そしてナットを緩めていきますが、ナットは緩めたら完全に取り外さず

ナットの頭とボルトのネジ山を均等な位置に合わせます。いわゆるツライチです。

そこでタイロッドエンドプーラーをセットしてタイロッドとナックルを分離します。

分離する際に極めて不安を煽るバキン!とかバゴーン!という音がすると思いますが

安心してください。はずれていますよ(とにかく明るい〇村風に

・・・気を取り直して分離に成功したら、ここではじめてナットを完全に外します。

 

タイロッドエンドブーツの組付け

 続いてブーツの組付けですが、如何せん作業に夢中になってしまったので

文章でご説明したいと思います(泣

 組付ける前にボールジョイント部分を清掃します。大体の車が

深緑色や黒味がかかったグリスまみれになっていると思います。

そういった古いグリスをふき取り、今度は新品のブーツに

マルチパーパスグリス(リチウムグリス)を充填しますが、充填量は

多すぎず少なすぎず。すなわちてんこ盛りでもなく溢れないくらいに詰めます。

チューブ入りグリスの例で行く場合だとブーツ内側一周分くらいが目安です。

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二回目の登場となるこの写真ですが、グリスを充填したら

今度はブーツを圧着して装着します。圧着の方法はいろいろありますが

ウォーターポンププライヤーなどで慎重に圧着する方法だったりありますが

力加減を間違えると新品のブーツをも破損させる恐れがあるので

工具のソケットレンチに使う34番のソケットとハンマーで圧着する方法が

成功率が高い思います。

タイロッドエンドブーツの大きさが34番のソケットとほぼドンピシャなサイズなので

それを均等にあてがい、ハンマーでコンコンと優しく叩くとほぼ均等に圧着できます。

装着したら、一度ここでブーツ周辺を360度確認して隙間なく圧着できているか確認します。

もし隙間が空いてるようなら、その隙間がなくなるまで、もう一度ソケットをあてがい

優しく叩いて装着します。

 装着が完了しましたらタイロッドをナックルに刺しなおしてナットを締めこんで

いきますが、この時点でブーツが餅のようにぷっくりとしていたら空気の入りすぎなので

細い配線ドライバーのマイナスや、精密ドライバーのマイナスをブーツ上端の隙間に

優しく噛ませて、ブーツの空気を抜きながら締めこんでいきます。

 その後、増し締めをして組付け不良がないかを確認したら

新品の割ピンを入れたら作業完了です!

組付け後

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 こちらが組付け、完成した写真です。

新品ゴム特有の艶のある気持ちがいいくらいゴムゴムしいブーツになりました。

ゴム部品を変えただけなので走行性能は正直あんまり変わりませんが

気持ちの在り方が変わりましたっ

大丈夫なんだけどどこか不安という曖昧な気持ちもなしに運転できるので

亀裂が入った時点で予防整備するのもいいかもしれませんねっ

 ちなみに余談ではありますが、車屋さんで実施すると

約6000から8000円ほどかかり、ブーツ代などは大差ありませんが、

ほとんど工賃のお値段のようなものなので自分で行って、

なおかつ工具やショートパーツのお代を抜きにすれば半額以上は節約できると思います。

ただし、一定の知識だったり手間もかかるので

自分でされる際はあくまで自己責任です。

また、操舵にかかわる部分。車の根幹である走る・曲がる・止まるに抵触するので

自信がない方は車屋さんでの交換をオススメしますっ

 

さて今回は以前実施したタイロッドエンドブーツ交換のことを忘備録の意味も込めて

書き綴ってみました。

長文となってしまいましたが、参考になれば幸いですっ!

 

それではまたの更新でお会いしましょうっ!!