独身男の愛車日記

趣味の車やバイク、お役立ち情報やDIY整備を中心に書き綴っていくブログですっ!

フルバケットシートと四点式シートベルト

 

こんにちはっ!メビウスです!

 

 箱根駅伝。正月といえば箱根駅伝というほど一種の風物詩のような大会ですよね。

自分も毎年見ているのですが、ドラマチックな展開に目をうるうるさせて

選手が選手にタスキを渡す瞬間というのがとても感動的です。

しかしその傍らで選手たちを見守る白バイを見て、

よくバイク乗りたい欲が爆発しそうになってしまいます(泣

そろそろ鎮静剤か何か打った方がいいのではないかと、錯覚するほどです。

 しかし、外はあいにくの雪模様。止む気配も解ける気配も一向にありません。

 

 そんなわけで、バイクも乗れないので、今回は。車でサーキットを本格的に

走る上で欠かせない装備。フルバケットシートと、四点式シートベルトについて

お話させて頂ければと思います!

 

フルバケットシートとは

 フルバケットシートといっても、あまり馴染みのない方もいらっしゃると

思いますので軽く一言で説明させていただくと。

運転時に姿勢の乱れを少なくする運転に特化した座席です。

構造的には堀が深く、お尻から肩まで包み込むように体を保持してくれるシートで

高速旋回中にかかる横G(重力)で体が揺られて、車の挙動を崩さないように

しっかりと姿勢を保持してくれます。

また、軽量薄手ながら耐久性に優れた素材が使われることが多く

車の軽量化に貢献したり、車体の振動をもろにドライバーへ伝えるので

路面の状況、車の挙動や姿勢を把握しやすくなるという副次的な作用もあります。

しかし、振動が激しくなることや姿勢を保持する非常に窮屈な設計になっているので

乗り心地が非常に悪くなったり、乗り降りがしずらくなるなどデメリットがあります。

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フルバケットシートの必要性

 フルバケットシートの必要性は上記で説明した中であった通り

運転中の姿勢を保持しなければならない状況。すなわちスポーツ競技全般などで

伴う、強烈な旋回Gに耐えるために装着が推奨されるものです。

日本のモータースポーツを取り仕切るJAFの規定の中でもFIA公認という

国際自動車連盟認証済のシートの使用を推奨しています。

 しっかりと確実な操作ができることでタイムアップに繋がったり、

いざという時の安全性も高まるため、運転に特化するという意味では大いに必要な

改造の一つなのではないかと思います。

f:id:Mobius250:20171227062450j:plain※現在愛用しているRECARO RS-GE(FIA公認仕様)

 

 書いていて思い出してしまったので、突然ですが。遥か昔の話をさせて頂きます

といってもスターウォーズ並みに遥か昔、遥か彼方の銀河系の話ではないので、

期待してしまった方は予めご了承ください(泣

 スポーツタイプの車の中には元々、バケットシートタイプの純正シートを

標準装備する車もありますが、なぜそれを取り払って変な形のイスに変えるんだろう。と

車もあまり知らない幼い頃、まだ心がピュアで純粋だったメビウス少年は、

車に乗る父からフルバケの事を教えてもらい、そして疑問を持ちました。

そこで父にメビウス少年は尋ねます。

「なんでそんな乗り降りしにくいイスになんか変えたいの?」と。

すると父は息を一瞬溜め込んで一言放ちました。「だってそっちの方がカッコいいだろ!」と。

それを気に決裂したメビウス少年はダークサイドへと落ち・・・(没シナリオ

その時は軽く流してしまい、父も結局フルバケを導入しませんでしたが

確かにカッコいいです。

 もちろんモータースポーツだけでなく、愛車の魅力を引き立てるドレスアップとしても

フルバケットシートは特別な存在感を放つことができると思います。

ただし、シートにも車検での制約があり

シート本体シートレール は同じメーカーのものを使用しなければならなかったり

またシート後部のプラスチック部分は乗員保護のためプロテクターを装着しなければ

ならないなど、車種や構造によって数々の制約があるので注意が必要です

フルバケットシート + 四点式シートベルト

 フルバケットシートを使用して、さらに安全性を高め姿勢を保持する際に

役に立つものが、四点式シートベルトになります 。

車に標準装備されているシートベルトほとんどが、運転席・助手席の

キャプテンシートに三点式シートベルトを、後部座席などのベンチシートには

二点シートベルトという構成になっている思いますが、四点式シートベルトは

さらに保持力が高く、両肩から腰回りをがっちりと保持するベルトになります。

そのため姿勢保持だけでなく、万が一競技中にクラッシュなどのアクシデントに

見舞われた時、自分の体を守る"最高の安全装置"として機能してくれます。

またJAFの規定の中でも、FIA公認のものを強く推奨するという文献を多く目にするほど

装着が進められているので、競技に参加する際はFIA公認の四点以上の

シートベルトは装着しておいて損はないかと思います。

 何より、競技中にフルバケに身を包み、四点ベルトで競技に励む選手の姿は

カッコイイですよ。男のロマンで満ち満ちています。

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※現在愛用している WILLANS CLUB 4 (FIA公認モデル)

四点シートベルト使用時の注意点

 安全性が高いといっても、注意しなければならない点があり

まず第一に公道での使用は認められていないことです。

安全性が高いから、別に問題はないのではないかと思われがちですが

四点式シートベルトは現行法で一般公道での使用は認められていないので

普通の道路で着用することはできません。

なので、すでに既設されているシートベルトを使用しなければならないので

街乗りと競技車両を兼ねる場合、純正シートベルトを使える状態でなければなりません。

また、取り付け方法にも様々な競技車検上、取り決められた様々な制約があります。

例を挙げるならば、自分の愛車であるシビック タイプRの場合

肩周りを保持するショルダーベルト部は後部座席のシートベルトの付け根と

共締めして強度を確保しつつ、腰回りのベルトは社内後部のフロアに

ドリルで穴を開けて錆止めをしつつ、補強板で強度をとり

アンカーボルトを取り付けして、衝撃に対する強度を上げなければなりません。

また、シビックタイプR(FD2)に限らず、一般の車検では

後部座席が塞がるので場合によっては乗車定員変更が必要になったり、

車検ごとに取り外す必要性が出てくる車種もあります。

セダンタイプによるもの、オープンカーによるものなど車種によって

取り付け方法が違うので、取り付けには法律と車種ごとに入念な下調べが必要になるので

そういったノウハウがあるレース屋さんや車屋さんに相談するのがベストだと思います。

総括

 数々の制約や難しい規定はあっても、全て車を想うドライバーを安全に守るための

規定です。正しく使えば最悪な事態が起こったとしても身の安全を守ることが

できるので、フルバケットシートや四点式シートベルトはきっと

車の世界を広げてくれると思います。

重ね重ね申し上げますが、車が何よりもカッコよくなります

性能も大事ですが、愛車がカッコよくなるというのは安全の次に重要な

オーナーの楽しみですよね。

自分の父が言っていた言葉の本質はきっと圧倒的に後者だったでしょうけど(笑

ですがカッコよくなるのも十分な要素の一つだと思います。

安全面から強く推奨されるこれらですが、自分も心からオススメできるものです。

ぜひ機会がありましたら、装着してみてはいかがでしょうかっ!!

 

長くなってしまいましたが、今回はフルバケットシートと四点シートベルトについて

お話してみましたっ

 

それではまた、次回の更新でお会いしましょうっ!!