独身男の愛車日記

趣味の車やバイク、お役立ち情報やDIY整備を中心に書き綴っていくブログですっ!

TZR50R(4EU) チューニングした時の話

 おはようございますっ!メビウスですっ

 

 新年を迎えて、初の休日です。ゆっくり寝ていようと思ったのですが

いつもの癖で少し早めに起きてしまいました(笑

 

 なので丁度、写真も残っていたので、過去に修理したTZR50R(4EU)の話でも

書き綴っていこうと思いますっ!

 

 

TZR50R(4EU) チューニングの経緯

f:id:Mobius250:20180109093918j:plain※2015年時撮影

 "TZR"といえば、ヤマハを代表する2ストロークレーサーレプリカの代表。

80年代に発売されてから現在に至るまで根強いファンがいるバイクの一つですっ

ライダーの方で知らない方はいないんじゃないかというくらい有名ですね。

 

 2015年。自分が触ることにになったものは数ある排気量、年式、形式がある中の

50ccクラスの後期型に当たるTZR50R(4EU)でした。

古くからの友人が所有し、乗っていたのですがもっと"調子良くなんないのか!"

"なんとかしてくれ!"と何故か自分に依頼が舞い込んできました(笑

バイク屋ましてやバイクのプロでもないので、友人の用命を

叶えることができるか不安でしたが、"美味い飯奢るからさ!"の一言で承諾

してしまいました(笑)

 

 さて、調子良くしてくれと言われてもわからないので とりあえず友人に話しを

聞き、実際に現車に乗って症状を確認します。

思い返せば長い付き合いの仲で、乗らせてもらったのはこれが初めてだったと思います

過去、2ストローク車はMBX50、NS50FやKH250。NSR250やTZR250(1KT)など

様々なものに乗った事があるのでパワーバンドや扱いに困りませんでしたが

友人の感覚と自分の感覚が正しいか、終始不安でした(笑

 最終的には致命的な故障もなく、機関も問題ないのでキャブセッティングと

メンテナンスをすることにしました

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キャブセッティング

 まず最初に着手することにしたのが、キャブの清掃とキャブセッティングです。

この機会にチャンバーを社外の手曲げチャンバーにしたいとのことだったので

抜けがよくなる分、キャブも触ってあげなければなりません

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 ということで、まずは車体からキャブを外して

あとはひたすら細かく分解を進めていき、フロートバルブの段付きがないか

ジェット類が詰まってないかをチェックしながらキャブクリーナーで

清掃していきます。ここまでは至って普通のキャブ清掃です。

 ここでまた友人から用命の追加がありました。

というのが、パワーフィルター仕様にしてほしいということでした。

 ここ何日か吸気系のお話をしていたので、その話題と被りますが

キャブが供給する燃料の決定は、ダイヤフラムというゴム部品、

さらに一体となっているジェットニードルで決定します。

順番的に説明すると

吸入空気→エアクリーナー→ダイヤフラム→ジェットニードル摺動(空気量の決定)

という流れになっていて、キャブが吸う空気をダイヤフラムが受け止めて

ダイヤフラム と一体になっているジェットニードルが上下に摺動することで

混合気となる空気量を決定しています。

単純な話、吸う空気を多くして、バンバン走れるようにする仕様です。

しかしながら、吸う空気を多くしただけでは調子はだだ下がりします。

なので、吸う空気を多くした分、燃料も調整しないといけません

空気と燃料の比率が、例えば5:5で絶好調な状態なのに対して

それが7:3になれば、本調子は出ないわけです。

 なので今度は、燃料の調整をします。主に触る部分はメインジェットと呼ばれる

部品で、ガソリンを裁量している部品になります。

この部品を始めとして、"番手"と呼ばれる数字によって純正、社外問わず

様々な番号のジェットがあります。

やった作業や改造によって番手を上げたり、下げたりすることで

燃料の濃さを調整することができ

メインジェットの場合基本的に、番手を上げる行為は燃料を濃くし

番手を下げる行為は燃料を薄くする行為になります。

この部品を変更して、ああでもない、こうでもない。時には最善の所で妥協し、

乗っては外して、乗っては外してと繰り返します。

 3年前に触ったものなので、もう何の番手で決めたか覚えてはいませんが

ドンピシャにセッティングが決まったのを覚えています。

久しぶりだっただけに、ドハマりした時は泣きそうになるくらい嬉しかったですし

楽しかったですねっ

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 パワーフィルター仕様になったキャブレターです。

装着しているフィルターは汎用タイプのパワーフィルターですが

性能は十分で、もりもり吸ってくれるようになりました。

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自分で実車のチェックをし、納得がいく仕様になった所で友人を招き

自分も並走して確認します。

走り終わって、友人にセッティングの調子を聞くと"バッチリ!くそ最高だな!"

と言われて、心底、心が救われました。

何とかやり遂げたな・・・と思った矢先。

"予算少し余ってるからさ、後ろのタイヤ交換してくれない?"と

追加の用命が入りまして、トホホと思いながらも追加ですることになりました(泣

タイヤ交換

 キャブに続いて、延長戦。ということでタイヤ交換もすることになりました。

正し、予算の都合で後輪だけとの事。前後やったほうがいいと思うんだけどなぁと

助言をするも、日ごろの乗り方から後輪だけ異様に減っているので

後ろだけで良いとのことで、なるほど。とゲラゲラ笑いながら後ろだけすることに

しました。

f:id:Mobius250:20180109100331j:plain※深夜2時頃だったと思います

 交換してやるよ。と言ってから、またTZRと向き合います。ここまでくると

友人のバイクながら、愛着が沸いてしまいます(笑

交換は後輪だけですが、前後外しています。ここまで来たらサービスで

ホイールも塗ってやろうという企みです。

もちろん無許可です(笑

とはいえ、預かった時から"お前の好きなようにイジくっていいよ"と

自由を与えられているので、やってやろうと思った次第です。

 後輪を外して、タイヤレバーでホジホジと・・・。時間をかけて

ビードを落としますが、99年のタイヤを履きっぱなしだったおかげで

もうカピカピのガッチガチで苦労しました(泣

f:id:Mobius250:20180109112318j:plain※公式サイトより引用

ちなみに履かせたタイヤはDUNLOP TT900GP 90/90/17です。

あまり見かけなくなったバイアスタイヤですが、街乗り、ワインディングなら

十分すぎる性能なハイグリップタイヤです。

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 前後のホイール塗装も終わり、後輪も新品になった時の姿。

リムステッカーは家に余っていたものをサービスで貼っておきましたが

友人はこれに大変大喜びしていたので、やってよかったと思います。

後はキャブの部分を最終的に調整して、無事に完了。

友人に渡して、いいお値段のする飯屋に連れていってもらい

今までの苦労を労って頂きました(泣

友人よ・・・むしろ飯なんていいから前のタイヤも変えなよ

後日談

 その後、調子よく乗ってもらったものの。去年にエンジンの抱き着きを起こし

それも直そうと提案するも、残念ながら車競技に専念するということもあって

降りることになり、自分が引き取ることも考えましたが、ちょうど

4EUを欲しがっている共通の友人がいたので、現状渡しで他県に住む友人へと

渡っていき中々壮絶だった戦いは、これで幕引きとなりました

 

 3年前の2015年の春先に触ったものですが、休日だけしか触れなかったので

時間がかかってしまいました。こういう事を一日に何台もこなす

バイク屋さんってやっぱり凄いなと思いましたね。

 

 

 はてさて、今回は昔の整備を振り返ってみました。

内容も結構濃かったので、今では良い経験になっています。

今度はプチレストア中のFZR250ですね。

時間をかけながら、ゆっくりと直したいと思いますっ

 

それでは長くなってしまいましたが、また次回の更新でお会いしましょうっ!!